TOPカテゴリーなし【報告】アカデミックチャレンジ(AC)2012成果報告会を行いました。

【報告】アカデミックチャレンジ(AC)2012成果報告会を行いました。

AC2012 成果報告会を開催しました。

アカデミック・チャレンジ(A.C)は学生が研究プロジェクトのマネジメントを自ら体験することで学習する教育的観点から運営しています。

今回で5回目の成果報告会を迎えることが出来ました。今年度の印象を簡単に述べますと、まず、例年に増して最先端の研究テーマに取り組む野心的な研究が多い印象を受けました。しかもきちんと一定の成果が達成できており、それを学会発表、論文執筆を通じて成果をアピールすることにも配慮されていました。

成果報告会では毎回、敢えて異分野の研究報告を聞き、かつ、意見交換をする場を設けています。このような機会を通じて少なくとも学内で学際的研究が遂行できる契機となることを期待しています。

一方で、A.Cは研究資金を自ら獲得するトレーニングでもあります。この経験を生かして、公的資金獲得や産業界との共同研究に挑戦するなど、自らマネジメントできるより野心的で大きな研究プロジェクト推進の端緒を開かれんことを期待しております。

 

QREC副センター長 五十嵐 伸吾

 

去る2月13日(火)に「アカデミックチャレンジ2012成果報告会」が開催されました。

院生を対象にした、1年間の研究助成のアカデミックチャレンジの募集テーマは、①自らの専攻に関係する学術的な研究、②修士論文・博士論文等に関係するテーマであっても可で、文系・理系・芸術系を問わないので、様々な学府より、本年度は、31件の応募があり、10件が採択されました。10月に中間報告が開催され、採択から1年、最終報告として、研究成果の発表が行われました。本年度は、薬学を中心とした採択プロジェクトが多くみられました。

院生自身の所属部や研究室以外の院生の発表を聞く機会や交流機会ともなり、質疑応答等からも、お互い刺激を与えられたのではないかと思います。

院生達の自由な発想から生まれた研究テーマの為、うまく行かないこともあったかと思いますが、成功ばかりからイノベーションが生まれるわけではありません。助成金プロジェクトは終わりますが、研究は、これからも継続して行われるものです。

皆様の研究の発展と今後の活躍を楽しみにしています。

QRECは、”チャンスを活かせ!!チャレンジは新しい夢への第一歩!!” のスローガンをもとに、未来のイノベーションに繋がるあなたの斬新な発想、意欲的な学術研究をサポートします!

2013年度も皆様のチャレンジを応援します。

http://www.qrec.kyushu-u.ac.jp/researches/ac