TOP講義・イベント情報講義【履修案内】QREC 2013年度前期集中講義科目「新興国アントレプレナーシップ −途上国の課題解決をデザインする試み−」

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【履修案内】QREC 2013年度前期集中講義科目「新興国アントレプレナーシップ −途上国の課題解決をデザインする試み−」

 QRECは2013年度新規開講科目として、上記「新興国アントレプレナーシップ」を6月から9月にかけて開講します。週末あるいは夏休み期間を利用して、福岡で数回のワークショップ、バングラデシュで約1週間のフィールドトリップを行います。

九州大学の全学部、全大学院の学生が対象です。5月24日までに、履修登録を行ってください。

履修希望者はシラバス*を確認の上登録してください。

* http://syllabus.kyushu-u.ac.jp/search/preview.php?code=1390509010 (学部全学教育)

  http://syllabus.kyushu-u.ac.jp/search/preview.php?code=1390681013 (大学院共通教育)

 世界には,水、医療、農工具等、最低限の生活必需品にアクセスできず貧困に苦しむ人が大勢存在します。このような国・地域(Base of Pyramid : 通称BOP)でのニーズは、先進国で使われる製品やサービスと異なっています。

すなわちBOPでは、先進国の技術をそのまま適用するのでなく、BOPのニーズをよく把握して製品設計やサービスに生かすことが重要です。この授業では、BOPの課題解決をテーマとして、デザインシンキングの手法を用いて、現場の状況把握から最終的な製品・サービス開発までのプロセスを実体験し、課題発見から新たなアイデア創出、そして問題解決にいたる手法とチャレンジ精神を学びます。

 担当教員はQRECの谷川教授/センター長ですが、講師として、BOPにおける適正技術や製品、サービス創出のためのプロジェクトSee-D Contest*メンバー(遠藤謙代表他)の全面支援を受けるほか、ソーシャルビジネスの若手リーダー、アシル・アハメド九大准教授、JICA、その他の方を招聘予定です。

* http://see-d.jp/

 原則としてバングラデシュにフィールドトリップする事を要件としますが、不参加の場合も成績を減じた上で履修を受け付ける予定です。また、第1回(6/29-30)、第2回(7/14)のワークショップ、9/21の総括発表会については一般の聴講を認めます。

 

<履修登録先>

  学部生:所属学部の学生係、または全学教育課全学教育教務係

  大学院生:所属学府の学生係

<本講義科目の問合せ先>

  ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)

                        山田、加賀谷

   電 話:092-642-4014

   Email:support@qrec.kyushu-u.ac.jp