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QREC2014年度前期集中講義科目 ソーシャル・アントレプレナーシップ 履修案内

 

 * QREC 2014年度前期集中講義科目 履修案内 *

ソーシャル・アントレプレナーシップ

−社会の課題解決をデザインする試み。東日本大震災被災地を例として−

 QRECは2014年度新規開講科目として、「ソーシャル・アントレプレナーシップ」を7月から9月にかけて開講します。週末あるいは夏休み期間を利用して、福岡で数回のワークショップ、東北の震災/津波被災地で約1週間のフィールドトリップを行います。

九州大学の全学部、全大学院の学生が対象で、希望者はシラバス*を確認の上、QRECのホームページより履修登録をして下さい(6月6日締切)。
但し、応募者が20名を超過する場合は、メンバーの多様性確保の観点より選考を行うことがあります。

(学部全学教育)   *http://syllabus.kyushu-u.ac.jp/search/preview_new.php?code=N1490739011

(大学院共通教育)*http://syllabus.kyushu-u.ac.jp/search/preview.php?code=1490681020

 先進国たる我国においても、雇用、教育、環境、医療、高齢化、過疎化、都市問題等、解決すべき様々な社会的課題が山積しています。本年度は、東日本大震災の 被災地における社会的課題に焦点を当て、教育、雇用(事業創出)等の課題について、受講者に、問題の本質の観察、解決に向けた具体的提案と実現プロセス等を実体験させ、社会的課題解決能力と意欲を醸成します。

授業では「デザイン思考」の手法を取り入れ、東北被災地(南三陸町等)で数日間のフィールドスタディを行う他、学内外講師による組織論、ファイナンス法、マーケティング、ビジネスモデル等について、集中講義、ワークショップを実施します。最後には検討した提案野発表機会を設けて、専門家による審査会を開催します。

担当教員は、QRECの谷川教授/センター長ですが、講師としてイノベーション教育で先頭をゆく東京大学i.schoolのメンバーや、東北被災地支援NPO等の関係者の全面的支援を受けるほか、東北大学の地域活性化研究専門家や復興庁、被災地発ベンチャー創業者等のレクチャーも受ける予定です。また東北の被災地支援ボランティア学生との交流も予定しています。

なお、現在予定している東北被災地でのフィールドツアーの概要(予定)は以下の通りです。

<日 程>
8/16(土) 仙台集合 午後レクチャー(東北大学、復興庁等より)。
8/17(日) バスにて石巻市、女川町等を経由して南三陸町へ移動。
8/18(月)〜8/21(木) 4グループに分かれて現地企業や学校等を訪問、
インタビューと提案を行う。毎日夜にグループ討議を行い、提案の結果を検証し新たな情報を入れつつ提案をブラッシュアップして行く。
8/22(金) 仙台にバスで移動。午後、関係者に成果の一次発表。
8/23(土) 震災後の新ベンチャー企業数社と支援VCのプレゼン、意見交換。現地解散。

<交通費>
仙台での現地集合/解散なので、仙台までの往復交通機関は自由。自己負担。
南三陸町までのバス代、同町内移動のバス代は大学負担。

<宿泊費等>
南三陸町は民宿泊(1泊2食付5千円/人×5泊)。仙台での宿泊場所は自由。希望者は、同行教職員と同じホテルを斡旋する。

 

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本講義科目の問合せ先:ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター

山田、中原

電話:092-642-4012

Email:support@qrec.kyushu-u.ac.jp

 

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