TOP講義・イベント情報講義2014年度「産学連携PBLプログラム」

講義・イベント情報

講義

2014年度「産学連携PBLプログラム」

文部科学省実施 平成26年度科学技術人材育成費補助事業
QREC 新規プロジェクト

【参加者募集!】2014年度「産学連携PBLプログラム」

(プログラム概要)
本プログラムは、産業に関する未来のテーマの実現を目指し、企業の参画を得ながら、多様な分野の学生と企業人を受講者として、デザイン思考の手法を活用しつつ具体的なプロダクト創造を目指す、産学連携の学際的プログラムです。
米国スタンフォード大学とフィンランドのアールト大学が連携して行っている授業、ME310*がモデルであり、イノベーション創出コンサルティング企業の(株)リ・パブリックと、デザイン思考を戦略コンサルティングに導入している(株)野村総合研究所、トヨタ自動車九州(株)の協力を得て、実施されます。
今年度は初めての試みであり、正規授業では有りませんが(工学府は検討中)、通常の授業では得られない貴重な経験と刺激を受けることが出来ます。
*http://web.stanford.edu/group/me310/me310_2014/

●スケジュール
2014年12月6日(土)〜 2015年3月22日(日)までの週末計6回集中(原則:10:00〜17:00)

●受講対象者、人数
九州大学工学府学生、全学学生(大学院生優先)、トヨタ九州職員 計20 – 30名程度
※当授業は、一般の方の受講・聴講はできませんので、ご了承ください。

●担当教員
谷川 徹(産学連携センター教授/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター長)
協力:田村 大氏((株)リ・パブリック共同代表)、岡橋 毅氏(同ディレクター)、山口高弘氏((株)野村総合研究所シニアコンサルタント)

●開催地区
箱崎キャンパス 創造パビリオン 2F/セミナールーム(一部 太宰府 Fablab等も検討)

●教育目標
産業に関する未来の課題に関し、産と学の多様なメンバーの共同作業による、アイデア創出からプロダクトの提案に至るイノベーション創出手法を学ぶ。

●キーワード
産学連携、PBL、デザイン思考、プロトタイピング、イノベーション

●授業計画

日  程 内  容 開催場所
2014年
12月6日(土)〜
12月7日(日)
・チューター紹介
・授業全体の流れ
・段ボールを使ったプロトタイピング体験(例:原寸大のキッチンをつくる)(グループワーク)
・人間中心イノベーションとは?(レクチャー)
・I o T(Internet of Things)の可能性(レクチャー)
*これは、テーマがI o Tに関連した場合。他のテーマ案は「”移動”の未来を考える」等
・フィールドリサーチとは?(レクチャー)
・フィールドリサーチ計画作成(グループワーク)
・フィールドリサーチの練習(グループワーク)
*宿題:フィールドリサーチの実施
箱崎:
創造パビリオン
12月21日(日) ・フィールドリサーチの結果共有(プレゼン)
・リサーチ結果に基づくシンセシス(グループワーク)
・機会領域の発見・共有(グループワーク)
箱崎:
創造パビリオン
2015年
1月17日(土)
・アイデア発想の技術(レクチャー)
・before/afterから考える社会変化像の抽出(グループワーク)
・社会変化を捉えるアイデア創出(グループワーク)
・アイデア共有(プレゼン)
*宿題:アイデアの詳細化(スペック出し)
箱崎:
創造パビリオン
2月7日(土)〜
2月8日(日)
・クイックプロトタイピングの技術(レクチャー)
・プロトタイピング(Arduinoを使った実装、もしくはビデオプロトタイピング)(グループワーク)
・プロトタイプ共有(プレゼン)
Fablab太宰府
2月22日(土) ・ビジネス化に関するレクレーションと演習
・レビュー
・成果報告準備(グループワーク)
・成果報告練習(プレゼン演習)
箱崎:
創造パビリオン
3月22日(日:午後) ・成果報告会(外部者招聘) 大学、企業、その他  別途予定

 

●授業の進め方
集中講義方式によるワークショップ

●単 位
2014年度は単位なし。2015年度に正式科目として開講予定(工学府は今年度から検討中)。

●お申し込み期間
11月17日(月)〜 12月2日(火)迄
なお、QREC募集の全学学生(大学院生優先)は、総数30名内の10名程度を予定しております。
応募者多数の場合は、キャンセル待ちとなりますのでご了承ください。

申込受付は終了しました。多数のご応募ありがとうございました。

 

****************************************
株式会社 リ・パブリックは、東京大学 i. schoolの初代ディレクターを務めた、博報堂イノベーションラボ出身の田村氏が創業した企業で、現在福岡市の委託を受け、同市のイノベーション人材育成事業を展開しています。
****************************************