TOPカテゴリーなし[報告]10月20日AC2011中間発表会が行われました。

[報告]10月20日AC2011中間発表会が行われました。

AC2011 中間報告会を開催しました。

5月のAC論文審査で選抜された9人の内、海外滞在中の2人を除く7人の学生が、10月20日に産学連携棟Ⅰのシリコンバレールームに集まり、谷川センター長と5月に選抜された学生の前で中間発表を行いました。

今回の報告会の趣旨は、現段階での自らの研究進捗状況を報告し、当初設定した研究計画を実行する過程で気付いたこと、また研究目標を達成するための工夫や新たな試行等を、他の学生や教員と共有して意見やアドバイスを受けることです。そして3月の本発表会に向け計画実行の新たなヒントを得ることです。

報告を聞いた感想は、7人ともしっかりとした研究計画と目標のもと着実に研究を進めており、途中過程で発生した新たな事象に対しても、様々なアプローチによって解決を図りながら確実に前に進んでいるという印象を受けました。しかしながら、研究を発表するに当たり、自らの専門領域に没頭するあまり、社会における自らの研究の意義等の説明が必ずしも十分でなく、専門領域の研究者しか理解できないような説明が散見されました。

研究者に求められることは、自らの専門分野の人たちだけでなく、社会のより多くの人たちの理解を得ながら、また自らの研究の社会的位置づけを絶えず意識しながら研究を進めることが重要です。そのようなことも十分に意識しつつ今後の研究を進めてほしいものです。3月の最終発表を楽しみにしています。

 

QREC長 谷川徹