TOPカテゴリーなし【報告】東京大学i.school/QREC連携ソーシャル・アントレプレナーシップ/ワークショップ「自分ごとから始まるソーシャル・イノベーションのデザイン」 -アイスランドの事例から東日本大震災まで-

【報告】東京大学i.school/QREC連携ソーシャル・アントレプレナーシップ/ワークショップ「自分ごとから始まるソーシャル・イノベーションのデザイン」 -アイスランドの事例から東日本大震災まで-

[報告]ワークショップ開催:東京大学i.school協力「自分ごとから始まるソーシャル・イノベーションのデザイン」-アイスランドの事例から東日本大震災まで-」

2月25日(土)にQRECソーシャル・アントレプレナーシップ/ワークショップ(主催:九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター、共催:東京大学イノベーションスクール(通称:東大i.school)、後援:九州大学芸術工学研究院デザインストラテジー部門平井康之研究室)を開催しました。今回のテーマは、「自分ごとから始まるソーシャル・イノベーションのデザイン」-アイスランドの事例から東日本大震災まで-、東京大学i.schoolより4人の講師の方にお越し頂きました。

イントロダクションとして、もし彼氏や彼女のお誕生日を3日後に控えた日に、お財布を落として全財産を無くしてしまったら、3日後の誕生日を一番喜んでもらうために、何をして気持ちを伝えるか。というアイスブレーキングから始まり、グループワーク、方法論を学びました。グループワークでは、アイスランドで起こった経済財政危機が、どのように市民の生活を激変させ、社会が変化していったかという過程を聞き、それを自分ごととしてとらえ、身近に変化を起こすアイデアを生み出す作業を行いました。アイデア出しが始まると、机や壁は、みるみるうちにポストイットでいっぱいになり、そこから生まれるアイデアは、とてもユニークなものでした。そのアイデアが形となることで、新しい発想や新しい価値となり、ソーシャル・イノベーションへとつながります。

午前中から夕方までの時間を費やしたワークショップで、学生からは、有意義で一日が短く感じた。刺激的だった。アイデア出しのコツやポイントを実践で学べた。等の感想がありました。参加した学生は、新しい考え方などのヒントや気づき、ソーシャル・イノベーションのきっかけを考える機会となったことでしょう。クリエイティブな1日を過ごせたワークショップでした。

ワークショップの様子