【開催案内】QREC主催/ブラウンバッグランチ・セミナー「九州はアジアの昇龍企業に学べるか!」
「九州はアジアの昇龍企業に学べるか!」
-アジア新興国経済の急成長を支えるハイテク企業とその背景-
この数年世界経済が停滞する中アジア新興国経済は成長を続け、いまや世界経済のエンジンはアジアだと言われています。台湾、中国、韓国は勿論のこと、インド、インドネシアという人口大国に加え、香港、シンガポールなどの小国も好調な経済を続けて、「アジアの時代」と言っても過言ではない状況です。
一方我が国経済は、1990年のバブル崩壊後「失われた10年」が「失われた20年」を超え、未だに浮上のきっかけをつかめていません。ベンチャー企業の創出などによる新産業の創出の必要性が謳われて久しいのですが、顕著な効果が上がっているとは言い難い状況です。ハイテク大企業もまた大きな赤字を余儀なくされています。一方九州においては新しいビジネス創業の動きは活発化していますが、その動きの力強さはいま一歩のところではないかと思います。大企業の動きもまた日本全体の動きと変わりません。
そこで今回、アジアのハイテク企業創業者やその支援ネットワークの研究を続け、大学で長年彼らを招聘した講義を続けている、米国スタンフォード大学アジア・米国技術経営研究センター長、リチャード・B・ダッシャー教授をお招きし、アジアにおけるベンチャーを中心としたハイテク企業の最新動向や成長の背景、影響などを流暢な日本語で語って頂きます。そしてこのような動きから九州・福岡が何を学ぶべきかを示唆して頂こうと思います。ダッシャー先生のお話から学生、社会人の方が多くのヒントと刺激を得られることを期待しています。
セミナーでは質疑に多くの時間を割きたいと思います。多数の方々のご参加をお待ちしています。なお昼休みの時間に気軽にご参加頂くために、各自軽食を持ち込みランチを食べながら聴講していただいて結構です。
ただし会場のセキュリティ上の都合で、ご出席にあたっては事前の申込が必要です。(*お申し込みフォームはこちら)
2012年6月18日
九州大学
ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター
センター長 谷川 徹
プログラム
スタンフォード大学アジア・米国技術経営研究センター長リチャード・B・ダッシャー教授講演会
主催:九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)
共催:在福岡アメリカ領事館広報部
1. 日 時:平成24年7月3日(火)12:00~13:30
2. 場 所:福岡アメリカン・センター ホール(電話:092-761-6661)
(福岡市中央区天神2-2-67ソラリアパークサイド・ビル8F)
下記URLの地図参照
http://japanese.fukuoka.usconsulate.gov/fac-about.html
(警固神社横の1階にローソンがあるビルの8階です。福岡三越の5階から空中回廊を通って来館することも可能です。)
3. 次 第:
12:00~12:05 主催者挨拶並びに講師紹介
谷川徹(九州大学産学連携センター教授/QREC長:司会)
12:05~12:10 共催者挨拶
マイケル・チャドウィック氏(在福岡米国領事館 広報担当領事)
12:10~13:10 講演
リチャード・B・ダッシャー教授
(スタンフォード大学アジア・米国技術経営研究センター長)
演題:「九州はアジアの昇龍企業に学べるか!」
-アジア新興国経済の急成長を支えるハイテクベンチャーとその背景-
13:10~13:30 Q&A 会場との質疑応答
13:30 閉会
4.使用言語 :日本語
5. 参加費 :無料
6. 定員 :70名
7. 申込方法:参加ご希望のかたは、こちらのお申し込みフォーム(http://0w0.tv/mhmU)に必要事項をご記入の上、7月2日(月)AM 10:00までにお申し込みください。
8. 問合せ先:九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)
担当:山田裕美 (Email) yamada@qrec.kyushu-u.ac.jp
(Tel)092-642-4013(平日:9時〜17時)
9. その他 :ブラウンバッグランチ・セミナーとは、出席者各自がサンドイッチ程度の軽食を持ち込んでランチを食べながらセミナーに参加することが可能なカジュアルなセミナーのことで、米国では一般的に行われています。
*携帯電話からのお申し込みは、こちらのQRコードをご利用頂けます。
講師略歴
リチャード・B・ダッシャー教授(Dr. Richard・B・Dasher)
スタンフォード大学アジア・米国技術経営研究センター長
スタンフォード大学卒業(MA及び言語学博士)。1994年よりアジア・米国技術経営研究センター長を務め、1998年より同大学集積システム研究センターの専務理事を兼務。電気工学部(技術経営)、アジア言語(日本ビジネス)、アジア太平洋研究センター(「地域のイノベーションとアントレプレナーシップに関するスタンフォード研究プログラム」)の特任教授。2004年から2010年まで東北大学理事。カナダ、ドイツ、日本、香港における多くの大学、政府機関のイノベーション政策顧問や、米国、日本、中国でのスタートアップ企業のアドバイザーとしても活躍。また日本の文部科学省の「世界トップレベル研究拠点プログラム委員会」の委員でもある。
米国におけるアジアの起業家コミュニティに関する研究の第一人者。