TOPカテゴリーなし[報告]3月14日アカデミックチャレンジ(AC)2011成果報告会を行いました。

[報告]3月14日アカデミックチャレンジ(AC)2011成果報告会を行いました。

AC2011 成果報告会を開催しました。

アカデミック・チャレンジ(A.C)は学生が研究プロジェクトのマネジメントを自ら体験することで学習する教育的観点から運営しています。

今回で4回目の成果報告会を迎えることが出来ました。今年度の印象を簡単の述べますと、まず、例年に増して最先端の研究テーマに取り組む野心的な研究が多い印象を受けました。しかもきちんと一定の成果が達成できており、それを学会発表、論文執筆を通じて成果をアピールすることにも配慮されていました。

成果報告会では毎回、敢えて異分野の研究報告を聞き、かつ、意見交換をする場を設けています。このような機会を通じて少なくとも学内で学際的研究が遂行できる契機となることを期待しています。

一方で、A.Cは研究資金を自ら獲得するトレーニングでもあります。この経験を生かして、公的資金獲得や産業界との共同研究に挑戦するなど、自らマネジメントできるより野心的で大きな研究プロジェクト推進の端緒を開かれんことを期待しております

 

QREC副センター長 五十嵐 伸吾

 

院生を対象にした、1年間の研究助成のアカデミックチャレンジの募集テーマは、①自らの専攻に関係する学術的な研究、②修士論文・博士論文等に関係するテーマであっても可で、文系・理系・芸術系を問わないので、様々な学府より、本年度は、33件の応募があり、9件が採択されました。10月に、中間報告が開催され、採択から約1年、最終報告として、研究成果の発表が行われました。医学・薬学、芸術工学、工学、システム情報と多岐に渡った本年度の採択プロジェクトは、留学生もおり、日本語だけでなく、英語でのプレゼンテーションもあり、研究成果・結果の発表に加え、今後の研究課題や発展性、継続性などを報告し合いました。

院生自身の所属部や研究室以外の院生の発表を聞く機会や交流機会ともなり、質疑応答等からも、お互い刺激を与えられたのではないかと思います。

院生達の自由な発想な発想から生まれた研究テーマの為、うまく行かないこともあったようですが、成功ばかりからイノベーションが生まれるわけではありません。助成金プロジェクトは、終わりますが、研究は、これからも継続して行われるものです。皆様の研修の発展と今後の活躍が楽しみです。“チャンスを活かせ!!チャレンジは新しい夢への第一歩!!“をスローガンに、現在は、2012年度の研究助成の募集がスタートしています。(募集締切:2012年5月16日(水)16:00必着)是非、ご応募ください。


*アカデミックチャレンジの成果報告については毎年冊子を作っております。

各キャンパス図書館やQREC事務室にございますので閲覧希望の方はお問い合わせください。