履修モデル
どのようなキャリア・デザインをするか、あるいはその時々、どのようなキャリア・パスを選択するかは皆さん一人ひとりの自由な意思決定に由るものです。
企業に勤務するもの、そうではなく自ら起業するもの等どのような職業、職位に就いたとしても、アントレプレナーシップを持つ人材が求められています。
大切なことは、「アントレプレナーシップを持って考え行動する事」が必要であるということです。
将来のキャリア・パスが明確ではない学生へ
QREC科目は、基礎から応用・実践へと段階的に学べる構成になっています。将来の方向性がまだはっきりしていないけれど、何となく疑問に思っていることについて学びたい場合、まずは基礎科目から幅広く履修することをおすすめします。
QREC科目で、さまざまな分野や内容に触れる中で、もしかしたら自身が予想もしていなかったような、新しい発見や、新たな未来につながる科目があるかもしれません。履修モデルだけに留まらず、自分の関心に従って科目を選びながら、少しずつ自分なりのキャリアを描いていくことを期待します。
どんな仕事・役割にも活きる、「アントレプレナーシップ入門」をぜひ受講ください。
九州大学に入学してすぐの新入生Aさんの履修モデル
さまざまな学部・学科の学生や社会人とともに学べる点に魅力を感じ、多様な視点から今後のキャリアを考えたいと思い、QREC科目を受講することにした。
まずは「アントレプレナーシップ入門」を受講した。そこで“アントレプレナーシップ”が、今の時代において、非常に重要なスキルだと実感した。
この学びをきっかけに、日常生活の中で感じていた課題をもとにアイデアを形にしたいと考え、「アイデア・チャレンジ2nd」に挑戦した。メンターのアドバイスを受けながら調査と検討を重ねることで、アイデアをブラッシュアップし、より実現性の高いプロジェクトへと発展させることができた。
こうした活動を通して、チームで解決策を導くことの難しさにも直面した。そこで「ソーシャル・イノベーション入門」を受講した。異なる立場の人の視点を踏まえて考えることで、課題には一つの正解があるわけではないと気づいた。チームで議論を重ねる中で、解決策に至るプロセスそのものの重要性を学んだ。
さらに、自身のキャリアの幅を広げるため、「アントレプレナーシップ・キャリアデザイン」を受講した。各界で活躍する方々の講義を通して、自分の人生を自らデザインしていく意識が高まった。今後もQREC科目を通じて学びを深め、新たな価値を創造できる人材へと成長していきたいと考えている。
また、次年度では「アイデア・チャレンジ」からのステップアップとして、「チェンジ&クリエイション」へチャレンジする目標ができた。
新入生Aさんが履修した科目リスト
| 科目名 | 学期 | 段階 |
|---|---|---|
| アントレプレナーシップ入門 | 春 | 基礎 |
| アイデア・チャレンジ(S.I.P 学生の独創的活動支援) | 後期 | 実践 |
| ソーシャル・イノベーション入門 | 秋 | 基礎 |
| アントレプレナーシップ・キャリアデザイン | 冬 | 基礎 |
他に受講した科目:
テクノロジー・マーケティング・ゲーム、アイデア・ラボⅠ、プロトタイピングⅠ、プロトタイピングⅡ、デザイン思考演習
将来のキャリア・パスが明確な学生へ
将来的なキャリア・パスが明確であるならば、その将来展望に沿ったQREC科目を選択することができます。履修すべき科目は一人ひとりの志向や将来像によって異なりますが、学部から大学院にかけて、基礎・応用・実践と段階的に複数の科目を履修することで、より体系的で深い学びにつながります。
キャリア・パスと履修推奨科目
※本表は一例です。興味・関心に応じて、自由に履修することができます。
※「〇」はおすすめ科目を示していますが、記載のない科目も幅広く学びに活用できます。
学部生
| 科目名 | 段階 | 企業の 新規事業 担当者 | 大学の研究者 (理系) | 社会起業家 | 起業家 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アントレプレナーシップ入門 | 基礎 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
| アイデア・ラボI | 基礎 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
| アントレプレナーシップ・キャリアデザイン | 基礎 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
| プロトタイピングⅠ ※2025年度以前「デジタル工作入門」 | 基礎 | ◯ | |||||||
| Introduction to Your Start-Up(English) | 基礎 | ◯ | ◯ | ||||||
| キャリアのための自己探求学 | 基礎 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
| デザイン思考演習 | 基礎 | ◯ | ◯ | ◯ | |||||
| 実践データサイエンス入門 | 基礎応用 | ◯ | |||||||
| ソーシャル・イノベーション入門 | 基礎 | ◯ | ◯ | ||||||
| プロトタイピングⅡ ※2025年度以前「デジタル工作応用」 | 応用 | ◯ | ◯ | ◯ | |||||
| テクノロジー・マーケティング・ゲーム | 基礎 | ◯ | ◯ | ◯ | |||||
| アントレプレナーシップ・マーケティング | 応用 | ◯ | 〇 | 〇 | |||||
| アントレプレナーシップ・組織論 ※2026年度非開講 | 応用 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||
| イノベーション・マネジメント | 応用 | ◯ | |||||||
| ベンチャー・ファイナンス | 応用 | ◯ | ◯ | ||||||
| ニュービジネス・クリエーション | 応用 | ◯ | ◯ | ||||||
| グローバルPBLプログラム | 実践 | ◯ | |||||||
| リーンスタートアップ演習 ※2026年度非開講 | 実践 | ◯ | ◯ | ||||||
| Entrepreneurship Bootcamp | 実践 | ◯ | ◯ | ||||||
| QRECインターンシップ | 実践 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
※本表は一例です。興味・関心に応じて、自由に履修することができます。
※「〇」はおすすめ科目を示していますが、記載のない科目も幅広く学びに活用できます。
大学院生
| 科目名 | 段階 | 企業の 新規事業 担当者 | 大学の研究者 (理系) | 社会起業家 | 起業家 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アントレプレナーシップ・キャリアデザイン | 基礎 | 〇 | 〇 | ||||||
| プロトタイピングⅠ ※2025年度まで「デジタル工作入門」 | 基礎 | 〇 | |||||||
| Introduction to Your Start-Up(特論/English) | 基礎 | 〇 | 〇 | ||||||
| キャリアのための自己探求学 | 基礎 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
| デザイン思考演習 | 基礎 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||
| 実践データサイエンス入門 | 基礎応用 | 〇 | |||||||
| ソーシャル・イノベーション入門 | 基礎 | ◯ | ◯ | ||||||
| プロトタイピングⅡ ※2025年度以前「デジタル工作応用」 | 応用 | 〇 | 〇 | ||||||
| テクノロジー・マーケティング・ゲーム | 基礎 | ◯ | ◯ | ◯ | |||||
| アントレプレナーシップ・マーケティング | 応用 | ◯ | 〇 | ||||||
| アントレプレナーシップ・組織論 ※2026年度非開講 | 応用 | ◯ | ◯ | ◯ | |||||
| イノベーション・マネジメント | 応用 | ◯ | 〇 | ||||||
| ベンチャー・ファイナンス(特論) | 応用 | ◯ | ◯ | ||||||
| ニュービジネス・クリエーション(特論) | 応用 | ◯ | ◯ | ||||||
| Advanced Lecture in Research Skills Development (English)(実用研究技能特論) | 実践 | ◯ | |||||||
| ビジネスにおける競争優位性(特論) | 実践 | ◯ | 〇 | ◯ | |||||
| 価値創造演習(特論) | 実践 | ◯ | 〇 | ◯ | ◯ | ||||
| 技術系アントレプレナーシップ(特論) ※2026年度非開講 | 実践 | ◯ | ◯ | ||||||
| コーポレート・アントレプレナーシップ(特論) | 実践 | ◯ | ◯ | ||||||
| 起業価値評価(特論) | 実践 | ◯ | ◯ | ||||||
| 社会変革スタジオ(特論) | 実践 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
| グローバルPBLプログラム | 実践 | ◯ | |||||||
| リーンスタートアップ演習 ※2026年度非開講 | 実践 | ◯ | ◯ | ||||||
| Entrepreneurship Bootcamp | 実践 | ◯ | ◯ | ||||||
| QRECインターンシップ | 実践 | 〇 | 〇 | 〇 | ◯ | ||||
学生の皆さんが考えているキャリアや進路に応じて、履修すべき科目は異なります。一方で、すべての方に共通しておすすめできる科目もあります。
どの科目を履修すべきか迷った際は、ぜひお気軽にご相談ください。学習相談をご希望の場合は、下記までお知らせください。
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