九創会刮目基金奨励金
対話と没頭ができるか
-自ら考え問い続けられるかー
概要
九創会は、九州大学医学部出身で、株式会社ヘリオスを創業した鍵本忠尚社長から九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)へのご寄附を契機に設立されました。九創会は、九州大学を卒業した創業者たちの組織で、これからの日本を支える人材育成のサポートを目的としています。
九創会刮目基金奨励金では、現状に問題意識を持ち、解決すべき社会的課題を認識し、建設的かつ批判的精神を持って、将来的にビジネスを通じた社会実装をもって社会的課題の解決を目指したい九州大学の学生を募集しています。
支援内容
- 奨励金100万円/年から250万円/年を支給する。金額は応募者の構想および活動内容によって決定される
- 奨励金は2回に分けて支給する。8月に1回目の支給を行い、2024年12月12日(木)の中間報告を経て1月に2回目の支給をする。2025年3月18日(火)には最終報告を行う。
- 奨励金は所得とみなされるため、助成対象者は各自で確定申告手続きを行うこと
- QREC教員および九創会メンバーによる対面及び遠隔での支援
応募資格
九州大学に在籍する学生(留学中あるいは留学予定、休学中等は問わない)
奨励金の助成対象となる学生像
- 現状に対して深い問題意識を持ち、そのことを多様な視点から没頭して考えることのできる学生
- 未だ解決に至らない本質的かつ大きな社会課題を認識し、「自分がなんとかしたい!」という強い意欲を持つ学生
- 安易なアイデアや流行に惑わされず、建設的批判精神を持って粘り強く社会課題の解決に取り組める学生
- 一人では手に負えないことに対して一緒に活動してくれる仲間を自ら見出し、協働によって解決を図ることのできる学生
- 本基金による活動を通じて、人間的に成長し刮目したいという強い志向を持つ学生
メンター陣
株式会社ヘリオス 取締役 兼 代表執行役社長CEO
REAPRAグループ CEO
株式会社ヘリオス 執行役副社長CMO(Chief Medical Officer) 開発領域・人事総務領域管掌
REAPRA PTE. LTD. 経営企画
九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター センター長
経済学研究院 産業マネジメント部門 教授
スケジュール
説明会
2024年4月19日(金)16:30-18:00
場所:伊都キャンパス センター6号館2階BasE
※毎週金曜日開催のオープンハウスでもご相談いただけます。
選考方法・スケジュール
- 第一次選考
応募フォームの記載内容に基づき選考。選考結果は、2024年6月19日(水)までに電子メールで通知。 - 第二次選考
2024年6月24日(月)~6月28日(金)にかけて、個別オンラインヒアリング等を経て選考。
選考結果は、2024年7月10日(水)までに電子メールで通知。 - 最終選考(面接)
7月22日(月)伊都キャンパス センター5号館 7F ToPにて実施。選考結果は、2024年8月5日(月)までに電子メールで通知。
採択から活動開始まで
- 2024年8月13日(火)までに以下の書類を提出
・誓約書
・奨励金振り込みのための銀行口座情報 - 2024年8月20日(火)17:00~18:00 採択者説明会
場所:伊都キャンパス センター6号館2階BasE - キックオフイベント
2024年8月31日(土)~9月1日(日)→台風のため、8月31日(土)オンラインにて開催
採択者対面キックオフイベント
公募要領
求められる活動
- 自身の問題意識を言語化し、解決したい社会課題を定義づける
- 課題の解決方法を、流行や既存の枠にとらわれず、広く自由な発想で考案する
- 考案した解決方法について、仮説検証(=行動)を繰り返しながら、最終的にはビジネス化を通じて社会実装を目指す
- 九創会のメンターを含め、多様な人々と対話し、賛同と具体的な協力を得ながら活動の継続性を確保する
- 本基金による活動では、既存の枠にとらわれず新しい取り組みをする際には、方向転換や振出しに戻るように見えることも、取り返せる失敗は許容し、俯瞰で見ると前進の一つであると認識すること
活動スケジュール
活動期間は2024年8月から2025年3月とする。
それぞれの活動内容の報告は、2024年12月12日(木)13:00~15:00に中間報告および2025年3月18日(火)15:00~17:00に最終報告で行う。
その間メンターによるメンタリングを適宜行う。
2025年3月にはアニュアルパーティーを調整中。
助成人数
5名前後
応募方法
下記 URL より必要事項を入力し応募する
応募受付期間:2024年4月1日(月) 〜 5月31日(金)
九創会フェローシップ
九創会は、解決すべき社会課題を解決する方法に取り組む自由を与える奨学金を提供する一方、九創会フェローシップも組成しています。九創会フェローシップは九創会採択者の同窓会組織です。採択時期を超えてフェロー達を繋ぎ、フェロー達がメンターや大学のネットワークを通じて国内外の必要な人脈や必要なリソースに繋がるようにサポートします。
本質的かつ大きな社会課題を認識し、安易なアイデアや流行に惑わされず、建設的批判精神を持って粘り強く社会課題をビジネスの形を使って解決を目指すことを旨とする、九創会のフェローシップの一員であることはフェロー達の名誉の証でもあります。
■Webページだけでは伝えられない九創会の魅力。メンバーのリアルな声をお届け。