教員・講師紹介
QRECコア教員
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九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター センター長経済学研究院 産業マネジメント部門 教授
髙田 仁
- ビジネスにおける競争優位性(特論)
- 起業価値評価(特論)
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九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター 副センター長学術研究・産学官連携本部 知財・ベンチャー創出グループ 教授
五十嵐 伸吾
- アントレプレナーシップ入門(春学期、秋学期)
- アイデア・ラボ Ⅰ
- Global Seminar(English)
- リーンスタートアップ演習(特論)
- リーンスタートアップ演習 Ⅰ
- リーンスタートアップ演習 Ⅱ
- 技術系アントレプレナーシップ(特論)
- Entrepreneurial Intention
- QRECインターンシップ
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九州大学大学院 芸術工学府 芸術工学専攻 ストラテジックデザインコース 教授
平井 康之
- デザイン思考演習
- リーンスタートアップ演習(特論)
- リーンスタートアップ演習 Ⅰ
- リーンスタートアップ演習 Ⅱ
- グローバルPBLプログラム
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九州大学 学術研究・産学官連携本部 産学官連携推進グループ 教授
原田 裕一
- Advanced Lecture in Research Skills Development (English)(実用研究技能特論)
- イノベーション・マネジメント
- 実践データサイエンス入門
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九州大学 経済学府 産業マネジメント専攻 教授
小城 武彦
- 工業倫理
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九州大学 学術研究・産学官連携本部 知財・ベンチャー創出グループ 准教授
金子 晃介
- テクノロジー・マーケティング・ゲーム(春学期、秋学期)
- キャリアのための自己探求学(春学期、冬学期)
- デジタル工作入門
- デジタル工作応用(デザイン思考エンジニアリング演習)
- 企業と創るアイディアソン・ハッカソン演習
- Entrepreneurship Bootcamp
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九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター 助教
渡邉 由佳
- アントレプレナーシップ・キャリアデザイン
- テクノロジー・マーケティング・ゲーム(夏学期)
- Technology Marketing Game (English)
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九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター 助教
Nergui Enkhzaya
- アントレプレナーシップ・組織論基礎
- アントレプレナーシップ・戦略論基礎

髙田 仁( たかた めぐみ )
経歴
九州大学卒後大手メーカー勤務。九州大学大学院工学研究科で修士課程を修了の後、コンサルタント、技術移転機関(現東大TLO)の取締役副社長兼COOを経て現職。2003年から2010年まで九州大学知的財産本部技術移転グループリーダー兼務。2005年から2010年まで総長特別補佐。2009年、米国MIT(マサチューセッツ工科大学)客員研究員。帰国後、QRECの設立に参画し、2010年より同センター兼務。2015年から2016年までビジネス・スクール専攻長。2018年より総長補佐。2020年より副理事(産学官連携、アントレプレナーシップ教育担当)。RTTP(Registered Technology Transfer Professional)。
学生へのメッセージ
アントレプレナーシップとは、現状維持に対する挑戦です。日々を漫然と過ごすと風景は昨日と同じですが、心を研ぎ澄まして注意深く見ると機会に溢れているのです。皆さんが、QRECでの学習や各種活動を通じ、機会を見出し獲得するための知識や実行力を身につけ、充実した人生を自ら切り拓いていくことを期待しています。
担当科目
研究活動
産学連携マネジメント、技術経営(MOT)、アントレプレナーシップ

五十嵐 伸吾(いがらし しんご)
経歴
1983年小樽商科大学卒、2005年筑波大学大学院ビジネス科学研究科修士課程修了(MBA)。UFJ銀行(現三菱東京UFJ銀行)を経て、2005年九州大学着任。銀行在籍時は、ハイテクスタートアップスの発掘、審査、成長支援に携わり、300社強のスタートアップを支援してきた。大学・大学院のための起業家教育推進ネットワーク・アドバイザリーボード委員(経済産業省)などアントレプレナーシップ教育に造詣が深い。現在、日本ベンチャー学会理事。
学生へのメッセージ
学生時代にどれだけいろいろなことを体験できるかで一生が決まると行っても過言ではありません。失うもののない今こそ様々なことに真摯に挑戦できます。成功よりも失敗から学ぶことは格段に多いはずです。”Take an action, Change the world”を是非、QRECで試してみて下さい。人生は一度しかないから、この一瞬一瞬を充実したものにしていきましょう。
担当科目
研究活動
アントレプレナーシップ、経営戦略論

平井 康之(ひらい やすゆき)
経歴
1983年京都市立芸術大学卒、1991年英国王立芸術大学院大学(Royal College of Art, UK)修士課程修了(MPhil.)。コクヨ株式会社、IDEOを経て、2000年九州大学着任。デザイナーとしてオフィスデザインや商品開発に携わる。ドイツRed Dot賞、グッドデザイン賞、キッズデザイン賞など受賞多数。2003年よりソーシャルイノベーションのアプローチであるインクルーシブデザインをベースに活動を展開、さらにIDEOでの経験からデザイン思考にも取り組んでいる。
学生へのメッセージ
デザインと聞くと、自分とは関係ない、あるいは興味はあるができないと考える人が多いようです。デザイン思考は、デザイナーだけではなく多様なわれわれがともに課題を発見し、解決案を考えることで社会変革を目指すアプローチです。自分が困ったこと、日常生活の中で「何か変だな」という違和感や気づき、それをよく観察し記録しましょう。自分ごとからの発想。それがデザイン思考のはじまりです。
担当科目
研究活動
インテリアデザイン、オフィスデザイン、ものづくりデザイン、インクルーシブデザイン

原田 裕一(はらだ ゆういち)
経歴
1991年に東京工業大学大学院電子システム専攻にて学位修得後、超電導量子コンピュータの元となる単一電子デバイス研究の提案をスウェーデンのChalmers工科大学に行い、採択されてスウェーデンのヨーテボリ市に移った。そこでの成果から日本電子電話(株)基礎研究所に移り研究を進めるが、おりからのNTTの分割再編により、国際事業部に移り大型M&Aを手がけた。その後、再び研究所に戻り、オックスフォード大学内にバイオナノテクノロジーを研究するNTT欧州研究所を設立することを進め、ロンドンに赴任し研究所を軌道に乗せた。2015年に九州大学産学連携センター(現、グローバルイノベーションセンター)に着任し、新考案のオープンイノベーションKOINEに基づく新規研究プロジェクト立ち上げや優れた研究成果を上げるための研究技術の実践講義を担当する。
学生へのメッセージ
アントレプレナーシップとは、起業することだけが目標ではありません。いかに、充実した社会生活を送ることが出来るかと体得することが、アントレプレナーシップ教育の核心です。私の講義では、英語・日本語にて、いかに研究をうまく進めるかを皆さんと一緒に考えます。また、これからの社会の基礎となるデータサイエンスの初歩についてもお教えいたします。皆さんが、グローバル社会で活躍出来る人になることを期待いたします。
担当科目
研究活動
ナノサイエンス、ナノテクノロジー、国際産学連携、技術経営

小城 武彦(おぎ たけひこ)
経歴
1961年東京生れ 祖父の代まで佐賀県に居住。通商産業省(現経済産業省)で社会人人生をスタート。在任中にベンチャー支援政策などを担当。35歳で民間に転じ、ツタヤオンライン代表取締役社長、カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役常務、カネボウ代表執行役社長(産業再生機構からの出向)、丸善(現丸善CHIホールディングス)代表取締役社長、日本人材機構代表取締役社長などを歴任。
常に、企業・社会変革の第一線に携わる。
東京大学法学部卒、プリンストン大学大学院ウッドローウィルソンスクール修了(国際関係論専攻)、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了 博士(経済学)
著書 「衰退の法則:日本企業を蝕むサイレントキラーの正体」(東洋経済新報社)
学生へのメッセージ
学生時代に「本当の本気」を出すことの興奮と楽しさを是非味わってください。社会に出てから、その意味が必ず解かります。
担当科目
研究活動
経営学

金子 晃介(かねこ こうすけ)
経歴
2006年に九州大学理学部物理学科を卒業。2008年に九州大学大学院システム情報科学府修士課程終了。2014年に九州大学大学院システム情報科学府より博士号拝受。
大学の学部生の頃にソフトウェア開発サークルを立ち上げる。その後、博士課程在学中に研究室の仲間と共にサークルの活動を事業化し、地域の企業の方々と共に様々なプロダクトを開発する。加えて、地域のエンジニアやクリエイターが共創できる環境構築を目指して、アイディアソンやハッカソンを多数主催する。2014年に九州大学附属図書館付設教材開発センターの助教に就任し、教育工学の研究に従事する。2016年に九州大学サイバーセキュリティセンター富士通スペシャリスト育成研究部門の准教授に就任し、セキュリティ人材の育成や研究に従事する。2021年に現職に就く。
学生へのメッセージ
私達は、社会の変化が激しく将来の見通しが不明確なVUCA(ヴーカ)と呼ばれる時代を生きています。このような時代を生き抜く為に、従来起業家と呼ばれる人達が有していた「失敗を恐れないチャレンジ精神」や「困難を乗り越えていく不撓不屈の精神」や「社会の変化に柔軟に適応できる力」や「新しい価値を生み出す行動力」等の能力が、起業家だけでなく現代社会を生きる私達全員に必要な状況になってきています。QRECのアントレプレナーシップ教育は、単に起業家を育成する教育というだけではなく、「社会を生き抜く力」を養う広義の意味でのアントレプレナーシップ教育が実践されています。是非QRECの講義を通じて、現代社会を生き抜く能力の礎を築いてください。
担当科目
研究活動
情報科学,教育工学

渡邉 由佳(わたなべ ゆか)
経歴
九州大学大学院経済学府産業マネジメント専攻修了(MBA)、台湾師範大学留学。
日本電気株式会社 半導体マーケティング本部、パソナ台湾およびパソナアジア(HK)東京支社 セールス&マーケティング部門、興和不動産株式会社 プロパティマネージメント部門を経て、大学院在学中に夫と共同でITコンサルティングビジネスを立ち上げる。
学生へのメッセージ
アジア地域で4年間、グローバルな技術者・マネジメント人材の獲得競争に携わりました。グローバル化した労働市場で自らの価値を高めるためには、専門性を深めることはもちろん、それらを補うアントレプレナーシップ、リーダーシップ、コミュニケーション力、ビジネスの知識、そして英語等の語学力を身につけることが重要です。九州大学では、専攻内の学びで専門性を深めるとともに、QREC等のプログラムを通じてそれを補う要素を学ぶことができます。学生の皆さんには、こうした機会を積極的に活用してほしいと思っています。
担当科目
研究活動
アントレプレナーシップ

Nergui Enkhzaya(ねるぐい えんふざや)
経歴
2012年にモンゴル国立大学社会科学部心理学科を卒業。
2014年に台湾義守(I-SHOU)大学経営学研究科国際経営学科(IMBA)終了。
2021年に北海道大学大学院経済学研究院より博士号拝受。
2021年に青森大学総合経営学部の助教。2022年に現職に就く。
学生へのメッセージ
人生は登山に似て、トップへの行き方は人それぞれです。途中で上手くいかないこと、マイナスなことが起きたとしても、いくらでも好機の余地があります。自分を信じて、どんな時でもチャレンジしてみてください。
担当科目
研究活動
アントレプレナーシップ
QREC講師陣
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立命館大学 経営学部 教授
黒木 正樹
- ・Ph.D.(レンセラー工科大学)
・専門分野/ベンチャービジネス論、アントレプレナーシップ論
・研究主題/「アントレプレナー&ベンチャービジネス育成のための社会基盤の調査、分析」 - アントレプレナーシップ・組織論応用
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九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター客員教授株式会社ミヤビフーズ 代表取締役社長
玉置 浩伸
- ベンチャー・ファイナンス(特論)
- コーポレート・アントレプレナーシップ(特論)
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九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター客員教授株式会社サンキュードラッグ 代表取締役社長兼CEO
平野 健二
- アントレプレナーシップ・マーケティング応用
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福岡大学 商学部 経営学科 教授
篠原 巨司馬
- アントレプレナーシップ・会計/ファイナンス基礎
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九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター客員教授株式会社 電通コンサルティング 専務執行役員 シニアパートナー
杉本 将隆
- ニュービジネス・クリエーション
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福岡大学 商学部 准教授
飛田 努
- アントレプレナーシップ・マーケティング基礎
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株式会社YOUI 代表取締役
原口 唯
- アイデア・ラボⅡ
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株式会社ジコウ 代表取締役
平田 一茂
- キャリアのための自己探求学

黒木 正樹(くろき まさき )
経歴
起業サポートの社会基盤の確立において先進国であるアメリカ合衆国での事業設立をめざし、1986年に渡米。1990年12月ゴンサガ大学MBA取得。 1992年~1995年ネブラスカ州立大学オマハ校国際学部客員准教授。1995年~1999年3月ニューヨーク州レンセラー工科大学博士課程に在学し、 経営学Ph.D.(博士学位)取得。1999年より立命館大学経営学部勤務。2007年より経営学部教授。2008年~2015年まで経済産業省「大学・大学院起業家教育推進ネットワーク アドバイザリーボード委員」就任。2013年3月〜2021年3月 厚生労働省「地域雇用開発支援ワーキングチーム委員」就任。2018年一般社団法人OHMI地域共創センター設立(副代表理事)
学生へのメッセージ
アメリカの大学で培ったPrincipleは、「より強い個人・アントレプレナーを育むことが、経済や社会を活性化させるための必須条件である」ということです。90年代前半、私はネブラスカ州の大学で教壇に立ち、数多くのアメリカ人学生と議論してきました。その中で私は、アメリカと日本の学生を比較して、日本人は「個人として生きていく力」が弱いということを感じました。終身雇用や年功序列型を尊重してきた日本社会では、幼少期よりグループ・組織に属するための教育が最も価値があると言う前提の教育を受け、個々人の生きていく力と責任は曖昧になっています。21世紀のグローバル社会では、自己責任を意識し、組織に属さなくても個人として強く生き抜いていくためのアントレプレナーシップ力が大切です。
担当科目

玉置 浩伸(たまき ひろのぶ )
経歴
1988年三井物産株式会社入社。シリコンバレーに駐在し、ベンチャー投資を担当。帰国後、本社にてプライベートエクイティ及び、情報産業本部の戦略立案を担当。2000年AOLジャパン代表取締役。三井物産の同社株売却を機に、友人と株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインを起業。2004年東証マザーズ上場。任期満了により同社役員を退任後、シリコンバレーにてカフェ・チェーンSatura Cakesを創業、2010年同社売却。2012年に大学教員に転じ、九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター特任准教授、慶應義塾大学ビジネススクール非常勤講師(現職)、国際教養大学非常勤講師、県立広島大学経営管理研究科教授・専攻長、青森大学客員教授などを歴任。2016年より九州大学客員教授。東京大学教養学部〔固体物理論専攻〕、ハーバード大学経営大学院(MBA)卒業。早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。
学生へのメッセージ
起業は、知力・体力・人間性の全てを問われる、人生の究極の応用問題です。それはエベレストに登るのと同様、十分な準備と道案内を必要とします。当然、大学・大学院の期間のみで十分準備をすることはできません。講義は皆さんとの出会いの場であり、きっかけ作りであると私は考えます。起業を目指す方とは卒業後も継続的なお付き合いをさせて頂き、折に触れ道案内を務めることができればと考えております。
担当科目

平野 健二(ひらの けんじ)
経歴
1959年5月28日生
1982年3月 一橋大学商学部卒(会計学専攻)
1985年1月 San Francisco State University MBA(マーケティング専攻)
2003年7月 株式会社サンキュードラッグ 代表取締役就任
2012年4月 Segment of One & Only株式会社 代表取締役就任
2014年4月 日本保険薬局協会理事就任
2015年6月 MCEI Executive of the Year 2014-15受賞
著書 これからのドラッグストア・薬局ではたらく君たちに伝えたいこと(2011)
学生へのメッセージ
「教授が語り、学生が聞く」「本を読んで論文を書く」~このような日本の大学に馴染めなかった私は、MBAのインタラクティブなスタイルに触れて、生き返りました。基本知識は当然必要ですが、考え、人を動かしてこそ成立するビジネスにそれを活用してこその実学です。私の授業では、演習を含め、隙なく考え、発言し、答えることを通して訓練を積んでいきたいと思います。楽しんでもらえたら幸せです。
担当科目

篠原 巨司馬(しのはら こすま)
経歴
2007年4月 京都大学経済学研究科ティーチングアシスタント
2008年4月 京都大学経営管理大学院ティーチングアシスタント
2009年4月 京都大学経営管理大学院関西アーバン寄付講座運営補助
2010年4月 福岡大学商学部(管理会計論)専任講師
2013年4月 福岡大学商学部(管理会計論)准教授
2022年4月 福岡大学商学部(管理会計論)教授
その他の担当科目(簿記原理、会計学、原価計算論)
学生へのメッセージ
会計は世界を観察し描写するための言語です。その観察方法や描写の仕方によって、その影響も変わります。近年では会計が戦略の創発やイノベーションにつながっているという研究も出てきています。極端に言えば、ものの見方一つで世界が変わるのです。面白いですね。学生の皆さんは、大学での学問を通して様々な見方に触れ、世界を楽しんでほしいと思います。
担当科目

杉本 将隆(すぎもと まさたか)
経歴
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、大手鉄道会社に就職。経営企画部門等にて複数の新規事業を立ち上げた後、デロイトトーマツコンサルティング合同会社に転職。2010年3月、九州大学大学院経済学府産業マネジメント専攻(ビジネススクール)修了。その後、PwCコンサルティング合同会社に転社し、全国の地域活性化をテーマとする地方創生チームと九州・沖縄地区を担当する福岡事務所を立ち上げ統括。現職では電通グループにて、成長戦略・新規事業・マーケティング・ブランディングをコア領域とする戦略コンサルティングファームのバリューアップに取り組む。
日本百貨店協会やビジネスセミナー等での講演や、ビジネスプランコンテスト審査員、Startup Weekendコーチ、地方自治体事業改善人など多数歴任。中小企業診断士。1級ファイナンシャルプランニング技能士。経営学修士(MBA)。
学生へのメッセージ
世界経済のボーダレス化、リアルとバーチャネルの融合化、デジタルスマート社会化など、地球規模でのメガトレンドが急激に変化する一方、新興国の台頭や消費スタイルの変化に対応した新たなビジネスチャンスや起業機会が生まれています。不確実性が高まる激動の時代だからこそ、自らでグローバル&ローカルな目線を持ち、社会課題を解決していく“アントレプレナー”として活躍できる人材を輩出していきたい。そのために、世界最大のネットワークを持つコンサルティングファームでの経験を活かし、“熱い”講義を提供いたします!
担当科目

飛田 努(とびた つとむ)
経歴
専門は管理会計、財務管理。特に中小企業やスタートアップ企業の管理会計実務の研究をしている。学部ゼミでは起業家教育を積極的に進め、QRECの起業体験プログラムと同じ「創業体験プログラム」や、3年生の1年間をかけて「社会課題をビジネスで解決するプロジェクト」といった実践的な教育を行う。
学生へのメッセージ
学生時代の4年間でたくさんのチャレンジをしてください。成功すればラッキー、失敗しても大きな傷にはなりません。学生時代の経験は20年経っても、30年経っても、何かがあれば思い出す貴重なものです。アントレプレナーシップを学ぶことで「常に前向きに」「リスクと機会を見極めながら」「自分自身で人生を創り出す」そんなきっかけになる授業を提供できるように、努力します。
担当科目

原口 唯(はらぐち ゆい)
経歴
2011年に九州大学芸術工学府デザインストラテジー専攻修了後、都市開発コンサルティング会社・自治体シンクタンクを経て、2017年に株式会社YOUIを設立。
多様な主体の働きかけによるプロジェクトのデザインとマネジメントを通じて、人間と都市の魅力が最大化されることを目標に活動中。一般社団法人大牟田未来共創センター理事、株式会社Bizdone取締役社長、認定NPO法人エデュケーションエーキューブ社会的インパクト評価担当理事など活動分野は多岐に渡る。
学生へのメッセージ
VUCAと呼ばれる複雑な私たちの世界では、「これをすれば正解」というような止まった的を射るような姿勢ではなく、跳ねっかえる獣を捉えるような、そんな動的で、絶え間ない変化が求められる状況にあります。
そのようななかで社会変革を起こそうとすることは困難で、一人ではなにもできないと感じられることもあるでしょう。しかし変化の始まりは、たった一人の行動から生まれます。そのはじめの一歩を踏み出す力がアントレプレナーシップだと私は考えます。一緒にアントレプレナーシップを発揮する方法を学んでいきましょう。
担当科目

平田 一茂(ひらた かずしげ)
経歴
1991年神奈川県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。新卒で株式会社ベネッセコーポレーションに入社。九州エリアの教育機関へのコンサルティング業務、教育関係者向け研修・講演実施多数。2017年Indeed Japan株式会社に中途入社。数百社の採用支援、大手企業向け営業組織の立ち上げを経験。Reapra Japanにて、福岡オフィスを開設し起業家への投資・ハンズオン支援に従事。
2021年「あらゆるおとながじぶん色の豊かさを探求し続ける社会を創る」をミッションに株式会社ジコウを創業。現在、営業職のためのキャリア支援事業「法人営業転職ナビ」を展開。
学生へのメッセージ
本講義では、みなさんがこれまでの経験や、日々大学生活過ごす中での葛藤・もやもやを起点に、その奥にあるじぶん「らしさ」を探求します。
誰かと比べる必要もない。答えなんてない。どんなものでもいい。
試行錯誤しながら、皆それぞれの「らしさ」を模索しよう。
それがアントレプレナーシップのはじまりです。