TOPカテゴリーなし【開催案内】QREC/See-D連携ワークショップ「途上国の人々に届ける技術・サービスを考える」-世界を変える種(Seed)、一緒に育てよう-

【開催案内】QREC/See-D連携ワークショップ「途上国の人々に届ける技術・サービスを考える」-世界を変える種(Seed)、一緒に育てよう-

[QREC/See-D連携ワークショップ]

途上国の人々に届ける技術・サービスを考える

-世界を変える種(Seed)、一緒に育てよう-


この度、九州大学/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)は、日本の技術力と途上国のニーズをつなげ、途上国が抱える課題解決に結びつく製品開発を目的として立ち上げられた団体、”See-D”の協力を得て、途上国において必要とされる技術やサービス(”適正技術“)を考えるワークショップを開催することにいたしました。

世界には、水・医療など最低限の生活必需品にアクセスできず、貧困に苦しむ人が大勢います。またそのような必需品は、その土地の生活様式・ ニーズに合わせて作られた製品がないために「お金があっても買えない」状態にあることも多いのです。一方日本等の先進国には、技術がありながらもそのような国の人々のニーズを把握し、製品やサービスに生かすことが難しい現状があります。

今回のワークショップでは、MITのD-Lab等、昨今米国の多くの大学で取組まれている、“適正技術”(途上国で有用な技術)開発・創造の取り組みを学ぶと同時に、実際に新たな技術を創出するプロセスの一部を体感してもらうことにしています。アイデアから具体的な製品創出に至るプロセスは、デザイン思考の考え方、イノベーション創出技法にも通じるものです。

講師には、MITのD-Labで、貧しい人たちも買うことのできる義足開発等、自ら”適正技術“開発に取り組んできた遠藤謙氏を中心に、See-Dの推進スタッフの方々3人をお迎えします。このような、先進国とは異なる新たな価値創造への挑戦は、アントレプレナーの存在なくしてはあり得ません。多くの学生たちに新しい体験をしていただきたいと思っています。

 

九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター

センター長 谷川 徹

日時

2012年12月2日(日) 10:00-18:00

スケジュール

10:00-12:00  ガイダンス、グループ分け

        途上国の状況と求められる製品・サービス、世界の学生達

                       の取り組み講義

        必要とされる製品・サービスを考える道筋のガイダンス等

12:00-13:00   休憩

13:00-18:00   ワークショップ(途中適宜休憩)

18:15-20:00   交流会(*有料)

場所

九州大学箱崎キャンパス産学連携棟Ⅰ(旧VBL棟)* 2Fシリコンバレールーム

(福岡市東区箱崎6-10-1)  *下記URL地図の18番

http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html

定員

30名(学生中心、社会人枠有)、社会人の見学歓迎

参加費

無料 (交流会は学生1000円、一般2000円)

*交流会の参加キャンセルは、11月29日までにメールまたはお電話でお知らせ下さい。11月30日以降にキャンセルされた場合は、上記料金を頂戴致します。

申し込み

募集は締め切りました。

たくさんのご応募ありがとうございました。

*定員に達しましたので、今からお申し込みの方はキャンセル待ちとなります。(11/19)

【申込締切】2012年11月29日(木)まで

*学生の方へ:参加キャンセルをされる場合は必ず前日までに必ずご連絡下さい。キャンセルの連絡がなかった場合は、次回イベント以降、優先的に参加できない場合があります。

主催

九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター

共催

See-D Contest

講師

遠藤 謙 氏

See-D代表/D-Leg代表/MIT D-lab講師


2001年慶應義塾大学機械工学科卒業。2003年同大学大学院総合デザイン工学専攻修了。2005年より、マサチューセッツ工科大学メディアラボバイオメカニクスグループにて博士課程の学生として、人間の身体能力の解析や下腿義足の開発に従事。2012年博士取得。一方、マサチューセッツ工科大学D-labにて講師を勤め、途上国向けの義肢装具に関する講義、Developing Wolrd Prostheticsを担当。現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所アソシエイトリサーチャー。ロボット技術を用いた身体能力の拡張に関する研究に携わる。また、途上国向けものづくりビジネスコンテストを主催するSee-Dの代表、および途上国向けの義肢装具の開発、普及を目的としたD-Legの代表も務める。2012年、MITが出版する科学雑誌Technology Reviewが選ぶ35才以下のイノベータ35人(TR35)に選出された。

なお、11月11日(日)18:30-19:00放送の、TBS(RKB毎日)「夢の扉+」で、遠藤氏の活動が紹介されます。*

*http://www.youtube.com/watch?v=bJmcwn_PAIM&feature=youtube_gdata

 

中村貴玄 氏 See-Dスタッフ

志賀雄一 氏 See-Dスタッフ

中楯知宏 氏 See-Dスタッフ

共催組織

 SeeD Contest http://see-d.jp/

 

世界には、水・医療・農工具など、最低限の生活必需品にアクセスできず、貧困に苦しむ人が大勢いる。そういった必需品は、その土地の生活様式・ ニーズに合わせて作られた製品がないために「お金があっても買えない」状態にあることも多い。一方、日本には技術力のある企業が大勢ありながらも、地理的・言語的な壁から途上国に住むユーザーのニーズを把握し、製品設計に生かすことが難しいのが現状である。See-D contestは、日本の技術力と途上国のニーズをつなげ、途上国が抱える課題を解決する製品をより多く生み出すことを目的として、立ち上げられた。See-D Contestは、2011年よりはじまった1年間をかけて行う途上国向け技術コンテストである。ワークショップ(夏から初秋の間に数回実施)とコンテスト(秋~冬)の二要素で構成されている。昨年はMIT/D-Lab、東京大学i.schoolの協力を得て実施、約50人の参加者とともに適正技術の開発を行った。

お問い合わせ

九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC):山田・堀

住所:〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1 産学連携棟Ⅰ 3F

電話:092-642-4013(平日:9時 - 17時)  Fax 092-642-4015

e-mail:support@qrec.kyushu-u.ac.jp