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【募集は締め切りました。】2014年度QREC/KASTEC連携 アントレプレナーシップ・セミナー

 

2014年度QREC/KASTEC連携 アントレプレナーシップ・セミナー

 −デジタルものづくりの進展は、個人、企業、地域をどう変えるか−

 

 3Dプリンターの低価格化等によるデジタル工作機の急速な普及は、ユーザーと作り手の関係を一変させるインパクトを持っています。また、ものづくり情報がインターネットと結びつくことにより、ものづくりは個人や企業にかかわらず、世界中の人や企業と瞬時に連携できるようになり、個人が世界市場の主役になることも可能となりました。米国における「ものづくりインキュベーター」の増加はその傾向を証明しています。

 また多様な個人のものづくり共有と、情報発信・情報共有の場としての「ファブラボ」の増加は、地域の人同士の結びつきや世界の人達との連携を可能にし、地域コミュニティの活性化やグローバル化、イノベーション創造に結びついています。

 今回は、我が国のファブラボ普及のきっかけを作った慶応大学の田中浩也先生、個人として数々のヒット商品をうみだし、ロボコン、米国Maker Faire常連の米国在住 寺崎和久氏、福岡市の委託を受け市民発のイノベーション推進を手がけている、(株)リ・パブリックの田村大氏の三方をお迎えし、インターネット革命以来のパラダイム変換をもたらすと言われる、デジタルものづくり革命が何をもたらすのか、個人、企業、地域(福岡)はどう変わるのか、変えることが出来るのかを議論したいと思います。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております!

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ー 記 ー

◆日 時: 2014年11月15日(土)  13:30 ー 16:50

◆場 所
九州大学 大橋サテライト(ルネット)(福岡市南区大橋1丁目3番27号)
西鉄大牟田線大橋駅東口下車すぐ(徒歩1分
https://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/ohashi/ohashi.html

◆スケジュール

時 間 内 容
13:30 ー 13:35  開会挨拶
13:35 ー 15:05  講演(3人の講演者から各30分)
●田中 浩也氏:慶應義塾大学環境情報学部准教授、ファブラボ・ジャパン発起人
(演題)「デジタルファブリケーションが拓く未来 –Fab Labは世界を変える−」
●寺崎 和久氏:Evernote ソフトウェアエンジニア
(演題)「“ものづくり”を楽しむ方法教えます −ロボコンからMaker Faireへ−」
●田村 大氏:(株)リ・パブリック共同代表、東京大学i.school共同創設者/エグゼクティブフェロー
(演題)「デジタルものづくり時代のイノベーションプロセスをデザインする」
ー 休 憩 ー
15:20 − 16:50  パネルディスカッション
<テーマ>
「”デジタルものづくり” がもたらすイノベーション、市民、産業、地域はどう変わるか」—福岡はイノベーションを起こす場になり得るか?—
<パネラー>
●田中 浩也氏/寺崎 和久氏/田村 大氏
<モデレーター>
谷川 徹:九州大学産学連携センター教授/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)*長
* http://www.qrec.kyushu-u.ac.jp/

 

◆主 催
九州大学/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)
九州大学/産学連携センター(KASTEC)

◆定  員 :60名(参加費無料)

◆参加申込:下記の申し込みフォームよりお申し込み下さい。

お申し込みは締め切りました。
多数のご応募ありがとうございました。

 

◆問合わせ:九州大学/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)

担 当 :山田、シルバーマン
Tel: 092-642-4012 Fax: 092-642-4015
E-mail:support@qrec.kyushu-u.ac.jp

 

******** 講演者紹介 *******

田中 浩也(たなかひろや)氏:慶応義塾大学環境情報学部准教授、ファブラボジャパン発起人

・北海道出身の元マイコン少年。経済産業省天才プログラマー賞等数多くの受賞歴を持つ。最近はデジタルファブ技術と地域社会のものづくりのあり方を探求し、ファブラボの普及活動に注力、世界ファブラボ会議を初めて日本で主催するなど、我が国のファブラボ普及のきっかけを作り、デジタルものづくりによるパーソナルファブリケーションやソーシャルファブリケーションを提唱している。「FabLife」、「SFを実現する3Dプリンターの想像力」等の著書多数。京大総合人間学部卒。東大工学研究科博士課程修了(工学博士)。

寺崎 和久(てらさきかずひさ)氏:Evernoteソフトウェアエンジニア

・日本HPを経て米国に渡り、ベンチャー企業数社を経て現在に至る。日系ハイテクVBの代表的存在だった、NuCORE時代に創業者渡辺氏の片腕としてNHK(プロフェショナル)に取り上げられる。高校時代から「タッチ画面用貼れるキーボード」、「木製二足歩行ロボットキット」等数々の個人的発明を世に出す異色の天才的エンジニア。起業せずにシリコンバレーを楽しむ法を実践。自作の簡易ロボットでロボコンの話題を席巻した経験を持ち、今はシリコンバレーでソフトウェアエンジニアとして活躍する傍ら、趣味のものづくりで数々の商品を製作、米国のMaker Faireで3年連続受賞を果たしている。

田村 大(たむらひろし)氏:(株)リ・パブリック共同代表、東京大学i.school共同創設者/エグゼクティブフェロー

・イノベーション創出シンクドゥ・タンク、(株)リ・パブリックの共同代表として、福岡市のイノベーション推進事業をリードしている田村氏は、かつて博報堂のイノベーションラボに籍を置き、東京大学i.schoolの初代ディレクターとして、同スクールを我が国のイノベーション教育のモデルプロ ジェクトに仕立て上げた経験を持つ。人類学的視点から新たなビジネス機会を導く「ビジネス・ エスノグラフィ」のパイオニアとして知られ、プロトタイピング等を重視するデザイン思考にも詳しい。2005年東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。

 

 

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