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【報告】2014年度 開発途上国(BOP)アントレプレナーシップ・セミナー開催しました。

 

開発途上国(BOP)アントレプレナーシップ・セミナー開催の報告

 去る平成26年2月28日(水)、九州大学箱崎理系地区21世紀交流プラザにて、開発途上国(BOP)アントレプレナーシップ・セミナーを開催しました。

「グローバルアントレプレナーをどう育成するか-発展途上国を舞台とした九州大学の挑戦-」をテーマとし、九州大学の学生のほか他大学や社会人27名の方が参加を得て、活発な議論が展開されました。

BOP(Base of Pyramid)諸国でのニーズは、先進国で使用される製品やサービスと異なるため、BOPのニーズをよく把握して製品開発やサービス実現に生かすことがいかに重要であるかを、間近に理解できる貴重な機会となりました。

セミナー前半は、バングラデシュからお迎えした3名の講師と渋谷ファブラボ代表を務める梅澤氏による講演が行われました。ダッカ大学のHossain准教授には「バングラデシュにおけるアントレプレナー教育」について、Bangladesh Open Source Network所属のHasan氏からは同国における「アントレプレナーの育成」について、最後にGrameen Communications のIslam氏にはグラミングループの行うソーシャルビジネスと教育への取り組みについてお話しいただきました。また梅澤氏からは、BOPにおける適正技術実現に向けた日本のNPOの取り組みについて講演頂きました。

後半のパネルディスカッション(テーマ:「世界のイノベーション推進のために、グローバル・アントレプレナーを如何に育成するか-途上国における取組を中心に」)では、梅澤氏の他、BOPにかかわるNPOや大学人、JICA等の方々をパネラーに迎え、途上国の現状や課題解決に取り組むアントレプレナーの様々な事例について興味深い話を伺うことが出来ました。質疑応答も活発で、白熱した雰囲気の内にセミナーを終えました。

 

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