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九創会刮目基金奨励金

一般コース
医歯薬コース

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概要

九創会は、九州大学医学部出身で、株式会社ヘリオスを創業した鍵本忠尚社長から九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)へのご寄附を契機に設立されました。九創会は、九州大学を卒業した創業者たちの組織で、これからの日本を支える人材育成のサポートを目的としています。
九創会刮目基金奨励金では、現状に問題意識を持ち、解決すべき社会的課題を認識し、建設的かつ批判的精神を持って、将来的にビジネスを通じた社会実装をもって社会的課題の解決を目指したい九州大学の学生を募集しています。

支援内容

【一般コース】【医歯薬コース】

  • 奨励金100万円/年から250万円/年を支給する。金額は応募者の構想および活動内容によって決定される
  • 奨励金は2回に分けて支給する。8月に1回目の支給を行い、2025年12月5日(金)の中間報告を経て1月に2回目の支給をする。2026年3月13日(金)には最終報告を行う
    ※奨励金は所得とみなされるため、助成対象者は各自で確定申告手続きを行うこと
  • QREC教員および九創会メンバーによる対面及び遠隔での支援

【医歯薬コース】

  • サイセイベンチャーズの持つ技術シーズの商業化に並走し、バイオテクノロジー分野での起業プロセスを一通り学ぶ
  • 知的財産戦略、非臨床および臨床開発、その他バイオテクノロジー・創薬の開発プロセスを一通り学ぶ
  • 投資家、専門家、起業家等、科学者とのネットワークへの接続

応募資格

【一般コース】

九州大学に在籍する学生(留学中あるいは留学予定、休学中等は問わない)

【医歯薬コース】

九州大学の博士課程および修士課程に在籍し、医学、薬学、化学、生物学、工学、農学、歯学、AIや機械学習、コンピュータサイエンスなどの科学分野で博士号または医学博士号の取得を目指している学生(留学中あるいは留学予定、休学中等は問わない)

奨励金の助成対象となる学生像

  • 現状に対して深い問題意識を持ち、そのことを多様な視点から没頭して考えることのできる学生
  • 未だ解決に至らない本質的かつ大きな社会課題を認識し、「自分がなんとかしたい!」という強い意欲を持つ学生
  • 安易なアイデアや流行に惑わされず、建設的批判精神を持って粘り強く社会課題の解決に取り組める学生
  • 一人では手に負えないことに対して一緒に活動してくれる仲間を自ら見出し、協働によって解決を図ることのできる学生
  • 本基金による活動を通じて、人間的に成長し刮目したいという強い志向を持つ学生

メンター陣

鍵本 忠尚

株式会社ヘリオス 取締役 兼 代表執行役社長CEO

諸藤 周平

REAPRAグループ CEO

岡内 雄紀

REAPRA PTE. LTD. 経営企画

浜崎 陽一郎

株式会社Fusic 取締役副社長

小野寺 玲子

アリヴェクシス株式会社 常勤監査役

菅谷 俊二

株式会社オプティム 代表取締役社長

髙田 仁

九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター センター長

経済学研究院 産業マネジメント部門 教授

九創会 担当教員

渡邉 由佳

九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター

助教 / アクセラレーションマネージャー

スケジュール

  • 選考~最終報告会まで全て参加必須

オンライン説明会

2025年4月15(火)、17日(木)、22日(火)、24日(木)
いずれも18:30~19:30

※毎週木曜日開催のオープンハウスでもご相談いただけます。

応募期間

2025年4月7日(月)~ 5月12日(月)17:00まで

選考方法・スケジュール

  1. 第一次選考(応募フォームの記載内容に基づき選考。)
    選考結果通知:2025年5月19日(月)
  2. 【変更】第二次選考(オンライン面談、ジブンナビ受験)
    選考期間:5月20日(火)~5月30日(金)
    選考結果通知:2025年6月16日(月)
  3. 【変更】最終選考(対面での面接)
    [一般コース]
    面接:6月11日(水) 13:00~16:30
    場所:伊都キャンパス センター5号館7階 ToP

    [医歯薬コース]
    面接:6月25日(水)13:00~16:00
    場所:伊都キャンパス センター5号館7階ToP

    選考結果通知:2025年7月8日(火)

採択から活動開始まで

  1. ・誓約書
    ・奨励金振り込みのための銀行口座情報

    上記書類提出期限:2025年7月14日(月)まで
  2. 採択者説明会(オンライン)
    2025年7月15日(火)12:00~13:00
  3. キックオフイベント
    2025年7月19日(土)~ 7月20日(日)
    場所:古民家別荘 瑞梅寺苑(糸島市瑞梅寺516)

活動スケジュール

  • 中間報告会(オンライン)
    2025年12月5日(金)16:00~18:00
  • 年次パーティー
    2026年3月7日(土)~ 3月8日(日)
    場所:未定
  • 最終報告会(オンライン)
    2026年3月13日(金)15:00~17:00

公募要領

求められる活動

  • 自身の問題意識を言語化し、解決したい社会課題を定義づける
  • 課題の解決方法を、流行や既存の枠にとらわれず、広く自由な発想で考案する
  • 考案した解決方法について、仮説検証(=行動)を繰り返しながら、最終的にはビジネス化を通じて社会実装を目指す
  • 九創会のメンターを含め、多様な人々と対話し、賛同と具体的な協力を得ながら活動の継続性を確保する
  • 本基金による活動では、既存の枠にとらわれず新しい取り組みをする際には、方向転換や振出しに戻るように見えることも、取り返せる失敗は許容し、俯瞰で見ると前進の一つであると認識すること

助成人数

5名前後

応募方法

下記 URL より必要事項を入力し応募する

応募受付期間:2025年4月7日(月)〜 5月12日(月)17:00まで

【一般コース】

【医歯薬コース】

  • 九創会刮目基金奨励金(第四期)募集要項

九創会フェローシップ

九創会は、解決すべき社会課題を解決する方法に取り組む自由を与える奨学金を提供する一方、九創会フェローシップも組成しています。九創会フェローシップは九創会採択者の同窓会組織です。採択時期を超えてフェロー達を繋ぎ、フェロー達がメンターや大学のネットワークを通じて国内外の必要な人脈や必要なリソースに繋がるようにサポートします。

本質的かつ大きな社会課題を認識し、安易なアイデアや流行に惑わされず、建設的批判精神を持って粘り強く社会課題をビジネスの形を使って解決を目指すことを旨とする、九創会のフェローシップの一員であることはフェロー達の名誉の証でもあります。

第一期キックオフミーティング
第二期キックオフミーティング
沖縄科学技術大学院大学(OIST)
合同メンタリングセッション
第三期キックオフミーティング

■Webページだけでは伝えられない九創会の魅力。メンバーのリアルな声をお届け。

過去の採択者

News

九創会三期生・岩淵さんが「ソーシャルXアクセラレーション」第2期 最優秀賞を受賞しました。

九創会二期生・小澤さんが「2024年度 PARKSスタートアップ創出プログラム」に採択されました。

※所属は採択年度時点

2025年度

【一般コース】

理学部 物理学科 4年
チェチョトキナ マリヤ
経済学部 経済工学科 4年
林 春希
工学府 機械専攻 博士3年
小山 賢晋

【医歯薬コース】

理学部 生物学科 3年
西村 齊明
生物資源環境科学府 生命機能科 博士2年
野寄 裕暉慧
医学系学府 医学専攻 博士2年
吉富 小都

2024年度

共創学部 B4
【社会課題の分野】食の多様性に対応したサービスデザイン
スハイミ サブリナ
経済学部経済工学科 B4
【社会課題の分野】AIxSaaS事業
草林 大翔
システム情報科学府 情報理工学専攻 M1
【社会課題の分野】UWB技術を用いたアプリケーション開発
池田 悠登
人間環境学府 D3
【社会課題の分野】都市不動産テック
岩淵 丈和

2023年度

⼯学部2群 B2
【社会課題の分野】次世代型兼業農業
鈴⽊ 万結
共創学部 共創学科 B3
【社会課題の分野】九⼤⽣向けキャリア⽀援
⾼江洲 花織
21世紀プログラム B4
【社会課題の分野】学費の実質無料化プロジェクト
野⼝ 岳
⼯学府 航空宇宙⼯学専攻 M2
【社会課題の分野】宇宙産業の拠点創出
⼩澤 翼
⼯学府 ⼟⽊⼯学専攻 D2
【社会課題の分野】⼈⼯知能モデル開発
島村 拓弥

2022年度

共創学部 B2
【社会課題の分野】メンタルヘルスケア
Liu Yuer
⼯学部 機械航空⼯学科・機械⼯学専攻 B4
【社会課題の分野】Climate Tech
Sadiq Umer
統合新領域学府 ユーザー感性学専攻 M1
【社会課題の分野】医療制度改⾰
岩井 和也
⼯学府 航空宇宙⼯学専攻 D3
【社会課題の分野】AR・VR
元⾕ ⾂吾