九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センターRobert T.Huang Entrepreneurship Center of Kyushu University

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2016年度 シンポジウム・セミナー

【産学連携セミナー 地域政策プロジェクトデザイン政策研究発表会】

「ソーシャル・イノベーションによる新しい価値の創造」

[開催日] 2016年11月26日(土)
[場 所] 電気ビル 共創館みらいホール

この政策研究発表会は、九州大学が取り組んできた産学官連携による地域政策デザイナー育成事業や地域の社会課題に対する具体的政策提言を広く発信するとともに、イノベーションエコシステムの構築に関するパネルディスカッションを通じて、社会のニーズに応える大学の役割を示すことを目標とし、国立大学協会による大学改革シンポジウムの一環として行われたものです。  本シンポジウムは、九州の経済会、VC、大学関係者、政策担当の中央官庁、自治体関係者など200名を超える参加者を得て実施されました。シェアリングエコノミー、ヘルスケアビジネス、ItoT/AI/ロボット、ソーシャルビジネスなどの新しいツールによる地域課題解決をテーマに、6つのグループが研究発表を行い、中央省庁の政策担当者や首長をはじめ自治体幹部、ベンチャーキャピタルなどのコメンテーターとのあいだで活発な質疑応答が行われました。また、パネルディスカッションでは、前知事、ソーシャルアントレプレナー、大学発ベンチャー育成経験者など、産学官の異なる立場からイノベーションエコシステムに関する議論が展開されました。このシンポジウムによって地域貢献に対する大学の積極的な姿勢を広くアピールすることができました。

2015年度 シンポジウム・セミナー

【QREC/九州大学システム情報科学研究院/ダッカ大学 Faculty of Business Studies 部局間提携記念シンポジウム】

[開催日] 2015年9月29日(火)
[場 所] 九州大学 伊都キャンパス ウェスト4号館420号会議室

QRECとシステム情報科学研究院は、ソーシャルビジネスを通じた途上国課題の解決に向けて、ICT研究やアントレプレナーシップ教育の一層の活用を勧めるべく、ダッカ大学Faculty of Business Studies(FBS)と提携することとなりました。なお、ダッカ大学FBS学部長のShibli Ribayat UI Islam教授他10数名のダッカ大学教員の方々が九州大学を訪問することにあわせ、九州大学伊都キャンパスにて2015年9月29日、提携記念シンポジウムを開催しました。
開発途上国における様々な課題解決を考えるとき、従来の援助や支援だけでなく、ビジネスの手法を用いて、持続的な課題解決策を図る動きが活発になっています。いわゆるソーシャルビジネスがその一つで、欧米の多くの大企業がこぞって取り組んでいます。このような取り組みは、途上国の人々の生活をより良く変えると同時に、企業にとっても巨大な市場の恩恵を得られる機会となっています。すなわち途上国を舞台にしたソーシャルイノベーションが、ビジネスという形で実現されつつあります。加えてその取り組みには、大学生等多くの若者が積極的に参加している現実があります。QRECも積極的に応援してきました。
両校の組織の責任者による提携調印式後のシンポジウムでは、若者のチャレンジ精神や情報通信技術が、途上国のイノベーションにどのように結びつくかという点を中心に講演が行われました。ダッカ大学FBSの教育・研究者や、九州大学でこの分野に取り組む教育・研究者、そしてビジネスの分野でイノベーションの最前線にいる方等、8人の講演者による3つのセッションが開催され、幾つもの視点から討議が行われました。シンポジウムでは活発な意見交換が行われ、参加者にとって有意義なイベントとなりました。

 

2014年度 シンポジウム・セミナー

【QREC/KASTEC連携 アントレプレナーシップ・セミナー】
ーデジタルものづくりの親展は、個人、企業、地域をどう変えるかー

[開催日] 2014年11月15日(土)
[場 所] 九州大学 大橋サテライト(ルネット)

2014年11月15日(土)に、QRECと九州大学/産学連携センター(KASTEC)と連携し、デジタルものづくりの進展に関しセミナーを開催しました。
今回は、我が国のファブラボ普及のきっかけを作った慶応大学の田中浩也先生、個人としての数々の商品をうみだし、ロボコン、米国Maker Faire常連の米国在住、寺崎和久氏、福岡市の委託を受け市民発のイノベーション推進を手がけている(株)リ・パブリックの田村大氏の三方をお迎えし、デジタルものづくり革命が何をもたらすのか、個人、企業、地域はどう変わるのか、変えることができるのかをテーマにそれぞれ講演をしていただきました。
田中先生からは、現在地域でのファブラボが、個人レベルでどう使われているか、あるいは、3Dプリンターでのものづくりについてのお話を聞くことができました。
また、シリコンバレー在住で、趣味のものづくりで米国のMaker Faireにおいて、3年連続受賞を果たしている寺崎氏による簡単な作品のデモなども行われ、参加者の目をひいていました。
田村氏は人間の行動・習慣に不可逆の価値をもたらすアイデアであるイノベーションは世界的にプライベート化してきており、事例として、今イノベーションが盛んなスカンジナビアでのアイデア商品の紹介をされました。
講演後は、パネルディスカッションの時間がもたれ、参加者とパネラーとの間で、日米におけるデジタルものづくりに関する熱心な議論がかわされました。また、プログラム終了後もほとんどの参加者が会場に残り、講演者の先生方とのものづくりの話がつきないようでした。

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2013年度 シンポジウム・セミナー

【QREC/KASTEC主催 2013年度アジアラウンドテーブル】
「日本人は世界で最もチャレンジ精神がない国民か?!」
ーアジアに展開する”和僑”の活躍に学ぶー
& 九州大学/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・プログラム(QREP)成果報告会
ーシリコンバレーに学ぶ日本ビジネス海外展開大作戦ー

[開催日]2014年3月21日(金)

[場 所]JR博多シティ 9階会議室
2014年3月21日(金)に、九州大学/産学連携センター(KASTEC)と連携し、アジアラウンドテーブルを開催しました。例年通り、本年も毎年3月初旬にシリコンバレーにおいて開催する1週間のアントレプレナーシップ(起業家精神育成)プログラム(QREP)に参加した九州大学と早稲田大学の学生による成果報告会も同時開催しました。学生達が感じたシリコンバレーの起業家精神と、海外展開すべき日本ビジネスの提案を行いました。
世界各国で活躍している日本人をお招きしグローバル・チャレンジの重要性を議論する目的で、アジアにおいて起業し、事業を展開され、上海に拠点を置く松本氏、タイに拠点を置く鈴木氏の両氏から、自らの経験や起業の背景、今後についてのお話を頂きました。また、シリコンバレーでの駐在経験のある福岡県の仲谷氏より現地での日本人の活動状況をシェアして頂き、これらのお話はグローバル・チャレンジについて深く考えるきっかけとなりました。
参加者は、海外での事業の様子等を興味深く聞き入り、質問も実践に近いものが多く、充実したディスカッションとなりました。

> QREC・KASTEC主催 2013年度アジアラウンドテーブル 開催案内


【QREC/KASTEC連携 アントレプレナーシップ・セミナー】
ー世界を変えるバイオベンチャーの成長戦略ー

[開催日]2013年12月16日(月)

SONY DSC[場 所]アクロス福岡 6階会議室

2013年12月16日(月)に、QRECと九州大学/産学連携センター(KASTEC)と連携し、日米両国で上場を果たした米国初創薬ベンチャー、MediciNova Inc.(メディシノバ)の創業者 岩城氏に創業から現在に至るまでの成長の軌跡を講演頂きました。バイオベンチャーの起業や成長戦略については、なかなかお話頂く機会がない分野であり、成長戦略のあり方、アントレプレナーシップの持ち方等、実体験をもとに語って頂きましたので、参加者からも大変好評を得ました。
また、日米両国で上場の経験を持つ同社 CEO 岡島氏にもご登壇頂き、日米の上場の違いや投資家層の相違点、創薬ベンチャー株の性質、メディシノバの業績推移や資金調達の歴史、ポートフォリオ等、現場に即したお話を伺うことができ、大変貴重な場となりました。


【QREC主催 アントレプレナーシップ教育に関する3日間の国際ワークショップ】
 International Workshop on Entrepreneurship Education(IWEE)

「世界のアントレプレナーシップ教育のベストモデルを共有する試み」
ーイノベーションを生み若者の夢を実現するアントレプレナーシップ教育とはー

[開催日]2013年9月4日(水)ー6日(金)

[場 所]西鉄グランドホテル 2階 鳳凰の間

2013年9月4日(水)〜6日(金)までの3日間でアントレプレナーシップ教育に関する国際ワークショップを開催しました。
2013年度は、当該ワークショップのサブタイトルにありますように、近年重視されているイノベーションを生み出すこれからのアントレプレナーシップ教育について、各国で同様の教育をしている教育関係者が経験を持ち寄り、今後の目指す方向について理解を深めることを目的として開催しました。
各テーマは、1日目は「気づき、アイデア創出からイノベーション創出まで」、2日目は「知識・方法論より具体的アクションへ」、3日目は「総括と各地域の現状確認」としました。
今回は世界中から多くの方々にご登壇頂きましたので、講演・ディスカッション等は英語での開催となりました。
プログラムの詳細、および、登壇頂きました皆様についてはこちらをご覧ください。

> ワークショップの写真(フォトギャラリー)
> 日本語版の案内のページ
> 英語版の案内のページ


2012年度 シンポジウム・セミナー

2012年度は在福岡アメリカ領事館広報部と共催にてブラウンバックランチ・セミナー、米国・スウェーデン・シンガポールより講師を招聘した3日間の国際ワークショップ、KFP・IDEOの手法を用いたワークショップ、東日本大震災をテーマにしたアジアラウンドテーブルなどのイベントを開催しました。

【ブラウンバッグランチ・セミナー】

「九州はアジアの昇龍企業に学べるか!」

ーアジア新興国経済の急成長を支えるハイテク企業とその背景ー

[開催日]2012年7月3日(火)

[場 所]福岡アメリカン・センター ホール

世界経済が停滞する中、成長を続けているアジア新興国経済、世界の中心はアジアだと言われています。アジアにおけるベンチャーを中心としたハイテク企業の最新動向や経済成長の背景や動きから九州・福岡が何を学ぶべきかについて、スタンフォード大学教授でアジア・米国技術経営研究センター長リチャード・B・ダッシャー氏(Richard B. Dasher, Ph.D.)を招聘しセミナーを行いました。

[報告] スタンフォード大学アジア・米国技術経営研究センター長、リチャード・B・ダッシャー教授をお招きし、ブラウンバッグランチ・セミナーを開催しました。

>【報告】QREC主催/ブラウンバッグランチ・セミナー「九州はアジアの昇龍企業に学べるか!」

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【アントレプレナーシップ教育に関する3日間の国際ワークショップ】

「今、求められるアントレプレナーシップ教育」

ー欧米アジアの先進事例から学ぶー

[開催日]2012年7月17日(火)〜19日(木)

[場 所]

17日(火)福岡:アクロス福岡7階 大会議室

18日(水)福岡:九州大学 箱崎キャンパス 創造パビリオン2階ゼミナール室

19日(木)東京:東京21cクラブ コラボレーションスペース

欧米アジアから先進的なアントレプレナーシップの教育者を招聘し、国あるいは地域の状況によって、どのようなアントレプレナーシップ教育を行うべきか議論 し、日本のアントレプレナーシップ教育の在り方を再考することを目的とし、1日目は、一般に公開するシンポジウム、2日目は、現役の大学生・大学院生に対 する特別講義、3日目は、会場を東京に移し日本の教育者に広くご参加頂きました。

<招聘講師>

ヨーテポリ・インターナショナル・バイオサイエンス・ビジネス・スクール(スウェーデン)

スクール長/博士 ブー・エドガー 氏

アントレプレナーシップ・ノースウエスト(アメリカ)

博士 ノリス・クルーガー 氏

シンガポール国立大学アントレプレナーシップ・センター(シンガポール)

センター長/博士 ワン・ポー・カム 氏

[報告]アントレプレナーシップ教育に関する3日間の国際ワークショップを開催しました。

>【報告】アントレプレナーシップ教育に関する3日間の国際ワークショップ「今、求められるアントレプレナーシップ教育」 ~ 欧米アジアの先進事例から学ぶ ~

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【Kauffman Fellows Program/QREC連携セミナー&ワークショップ】

「新しいビジネスをデザインできる人材になるために」

[開催日] 2012年11月4日(日)

[場 所](午前の部)九州大学 箱崎キャンパス 旧工学部 3階 第1会議室

(午後の部)創造パビリオン 2階 ゼミナール室

イノベーション人材、グローバル人材教育のノウハウに定評のある、米国の有力アントレプレナーシップ教育支援団体、米国Kauffman Fellows Program(KFP)よりKFP Presidnt &CEO Philip G. Wickam氏をお招きし、企業と大学が連携した人材育成(教育)の事例紹介、また、米国屈指のデザイン&コンサルティング企業、IDEO社の協力を得 て、IDEO Asia代表のSungene Ryan氏にデザイン・シンキングについての模擬講義をワークショップ形式で実施しました。

[報告] 2012年11月4日(日)Kauffman Fellows Program(KFP)と協力し、KFP/QREC連携セミナー&ワークショップ ー新しいビジネスをデザイン出来る人材になるためにー を開催しました。

>[報告] 2012年11月4日(日)Kauffman Fellows Program(KFP)と協力し、KFP/QREC連携セミナー&ワークショップ ー新しいビジネスをデザイン出来る人材になるためにー

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【QREC/See-D連携ワークショップ】

「途上国の人々に届ける技術・サービスを考える」

-世界を変える種(Seed)、一緒に育てよう-

[開催日]2012年12月2日(日)

[場 所]九州大学 箱崎キャンパス 産学連携棟I 2階シリコンバレールーム

途上国のニーズをつなげ、途上国が抱える課題解決に結びつく製品開発を目的として立ち上げられた団体“See-D”から代表の遠藤 謙氏始め4名の講師の 方にお越し頂き、適正技術(途上国で有用な技術)開発・創造の取組を学ぶと同時に実際に新たな技術を創出するプロセスの一部を体感してもらうワークショッ プを開催しました。

[報告] 【QREC/See-D連携ワークショップ】「途上国の人々に届ける技術・サービスを考える」を開催しました。

>[報告] 【QREC/See-D連携ワークショップ】「途上国の人々に届ける技術・サービスを考える」

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【2012年度アジアラウンドテーブル】

「東北発、地域再生・創生の試み」

―九州が震災被災地の復興・地域活性化活動に学ぶことー

[開催日]2013年3月20日(水)

[場 所]JR博多シティ 10階 大会議室

2011年3月11日に起こった東日本大震災から2年が経ち、現地の地域復興・再生に向けた現地の動きを、現地に関わる様々な方々から報告頂き、改めて震災被災地の現状を認識するとともに九州も含めた、普遍的な地域活性化、地域創生の在り方や必要なことにつき、実際に活動を行っている九州大学の学生、NPO団体代表、教授、地域再生復興に向けて活動している方をゲストに招き、基調講演・ディスカッションを行いました。

[報告]QRECの講義、QREP2012の米国・シリコンバレーでの現地講習、帰国後の最終報告会、全てのプログラムが無事に終了致しました。

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九州大学の学生は勿論、一般の方も参加していただけるイベントを毎年開催しています。

2011年度は米国スタンフォード大学ソーシャルイノベーションセンターによるブラウンバッグランチ・セミナー、東日本大震災をテーマにしたアジアラウンドテーブルなどのイベントを開催しました。

2011年度 シンポジウム・セミナー

【ブラウンバッグランチ・セミナー】

「世界を変えるソーシャルイノベーション」

ー米国発ソーシャルイノベーションは日本を救うか!ー

[開催日]2012年1月25日(水)

[場 所]九州大学箱崎キャンパス 産学連携棟1 アントレプレナーシップ・センター2階シリコンバレールーム

 

世界では、利益追求ではない社会的価値実現のためのソーシャルイノベーション(社会改革)の取り組みが大きな動きとなっている中、米国におけるソーシャルイノベーションの現況について、ソーシャル・ビジネスの第一線で活躍されているスタンフォード大学ビジネススクール、ソーシャルイノベーションセンターのエグゼクティブディレクター、クリス・ディグルマイヤー氏(Ms.Kriss Deiglmeier)を招聘し、セミナーを行いました。

 

■[報告]スタンフォード大学ソーシャルイノベーションセンター、クリス・ディグルマイヤー氏をお招きし、ブラウンバックランチ・セミナーを開催しました。

>[報告]スタンフォード大学ソーシャルイノベーションセンター、クリス・ディグルマイヤー氏をお招きし、ブラウンバックランチ・セミナーを開催しました。

【2011年度アジアラウンドテーブル】

「後ろを振り向くな、未来の活力ある地域を創造しよう!」

ー東日本大震災から新たな地域作りを目指す東北の試みに学ぶー

[開催日]2012年3月21日(水)

[場 所]アクロス福岡1階 円形ホール

 

2011年3月11日に起こった地震で大被害を受けた東北地域において、大災害をテコにした旧来よりも優れた地域モデルを実現させるために現地で実際に活動している東北大学学生、教授、一般社団法人よりゲストを招き、基調講演・ディスカッションを行いました。

 

■[報告]QRECの講義、QREP2011の米国・シリコンバレーでの現地講習、帰国後の最終報告会、全てのプログラムが無事に終了致しました。

>[報告]QRECの講義、QREP2011の米国・シリコンバレーでの現地講習、帰国後の最終報告会、全てのプログラムが無事に終了致しました。